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ピンクフロイド

ピンクフロイド.A3bag nude

Unknown
ピンクフロイドの音楽を初めて聴いたのは狂気(The Dark Side of the Moon)と言うアルバムだった 一言でどんな音楽なのか説明すると 音楽ジャンルとしては、プログレッシブロックというジャンルの音楽で、ロングセラーギネスを打ち立てたほどの売れ続けているアルバム。しかし、意外に日本ではマニアはさておき、一般にはあまり知る人は少ない。『狂気』は1973年に発表されたアルバムで 僕はこのアルバムをそれほど親しくない友達の家で18歳の頃に初めて聞いた。その時の衝撃というか驚きと言うか。何だこの音楽は?という感想あったのを今でも覚えている 何が驚いたかと言うと、音楽が視覚的なのだ。確かに耳で聞いているのだけれど、感覚的にはダリのシュールリアリズムの絵画を見ている様なそういう潜在意識的な感覚が刺激させられる音楽である。この音楽を聴いたら想像する色は絶対にブラックとブルーだと個人的に宣言したい。それ以外の色を思い浮かべる事は難しい。と言っていいくらいイメージが視覚的に確定してしまう。当たり前の話だが、彼らは日本語で歌っているわけでは無いので、言葉でイメージを伝えている訳ではない その頃の僕の英語は赤点だったから、純粋に音楽が絵の様なイメージを僕の脳みそに伝えていたのだ。
そしてピンクフロイドと言う名前。これはもうフロイドというネーミングなのだし、彼らが作る音楽が潜在意識的なものからして、ジークムント・フロイトの影響を受けているんだろうと思ったのだ。しかし、全然違った。ネーミングの方はピンク・アンダーソンとフロイド・カウンシルという人名(ミュージシャン)からとったもので どちらもブルースのシンガーだった。つまり、ピンクフロイドは実は古典的ブルースシンガーのグループだったのだ。そういえば『アランのサイケデリックプレックファースト』とか、『貴方がここにいて欲しい』とか、『デブでヨロヨロの太陽』 など、ブルースとしても美しい音楽が沢山発表されている。でもこのグループの最大の特徴は、なんども言うが、視覚的な潜在意識から繰り出すようなシュール音楽であると言い切ってもいいと思う。
そして最も特徴的なコンセプトアルバムは初めて僕が聞いたこの『狂気』というアルバムであった。僕はその後このロックグループに興味をもって、実は5枚もアルバムを買ってしまった。『狂気』 『原子心母』、 『炎』『アニマルズ』『エコーズ』と次々に買ったが結局もっともピンクフロイドらしい強烈なインパクトであるアルバムは最初に聞いた『狂気』只一枚だけであった。もっとも、『貴方がここにいて欲しい』 とか曲としては美しい曲が他にもあったが、ピンクフロイドの音楽はまるまるアルバム一枚聞かないと意味が無い。アルバム全体の構成でイメージが決定されるというコンセプチュアルな音楽であるので、1曲1曲が美しくてもそれはピンクフロイドらしさという点ではあまり意味をなさない様に思える。しかし僕自身がピンクフロイドの中で何が一番好きな曲なのかと問われると実は『炎』に収録されている『貴方がここにいて欲しい』だったりする。なぜか、悲しく美しい曲だから。

ところで、(The Dark Side of the Moon)というアルバムは直訳すると『月の暗い部分』となるのに、どうして『狂気』と日本では紹介されているのだろうか。それはおそらく、リーダーのシドバレットの問題だったのでは無いかと推測する。
ピンクフロイドの伝説的存在であったリーダーのシドバレットはピンクフロイドがこのグループのらしさ を表現する頃にはもういなかった。狂気のアルバムが出た頃には彼は完全に正気を失っていた。麻薬中毒で、完全にイカレてしまっていたのである。だから、シドの狂気性を曲にした『The Dark Side of the Moon』と言うアルバムが構成されて、その後すぐに、『炎』のアルバムに収録されたシドを偲んだ『貴方がここにいて欲しい』という美しく悲しい音が作れたのだと言う人もいる。ピンクフロイドのメンバーはリーダーを失って困惑したのだろうが、がらりと音楽性が変わる。ほとんどメンバーとしてはやけくそだったのでは無いだろうか?
しかし皮肉にもこのアルバム『狂気』は大ヒットを飛ばした
『炎』のアルバムに収録された Have A Cigar という曲には『狂気』というアルバムの成功と驚きを、彼ら自身の手によって皮肉をこめて表現されている。

このようにしてシドバレットの離脱はピンクフロイドというグループの新たなる出発点になった。なぜなら。後々、シドの音楽を聴いたことがあるけれど、ほとんど僕は興味が無かった。僕にはローリングストーンズのような音楽に聞こえたから。ピンクフロイドがヒットした後にプログレッシブロックの時代の幕開けが始まり、その後イエス、キングクリムゾン エマーソン・レイク&パーマー あ、いや、ちょっと待て。キングクリムゾンの方がピンクフロイドのよりも古いメンバーで先にヒットを飛ばしたのだったかもしれない。僕的には、ピンクフロイドの次にイエスを聞き、そしてキングクリムゾンとたどり着いたので、ピンクフロイドがプログレッシブロックの先駆けと思い込んでしまっている。僕にとってはそれほどインパクトの強い音楽だったのである。